リファレンスを使ってアニメーションのトレス(模写)をするとき、どこをキーポーズにすれば良いの?
キーポーズの選び方についてまとめました。
リファレンスからキーポーズのとり方に迷う入門者向けの内容です。
キーポーズとは?以下の記事に詳しくまとめています。
キーポーズ=動きの切り替わり
キーポーズを選ぶときは、体の軌道が切り替わる瞬間を狙っていきます。
具体的には、
- 重心
- 足
- 上半身
の優先順に軌道を見ていくと分かりやすいです。
以下、順に説明していきます。
①重心:軌道の切り替わり
基本は重心の軌道です。
たとえば重心移動が沈み込んだ瞬間やグッと左に寄った瞬間、など軌道の切り替わりをキーポーズとして見ていきます。
②足:離地・接地
足が地面から離れた瞬間・接地した瞬間で、コンタクトポーズともいわれます。
①と連動していることが多いので、重心の動く方向が切り替わってさらに足の離地・接地にもなってる瞬間を狙っていきます。
③上半身(体幹・頭・腕):軌道の切り替わり
腕を引ききった瞬間や体をひねりきった瞬間など、これも軌道の切り替わりです。
①②に合わせてあわよくば③も同時に切り替わってる瞬間を狙っていきます。
キーポーズ採用の順番
- ①②③全部揃ってる瞬間は間違いなくキーポーズ
- 次点で①②同時の瞬間をキーポーズ
- 最悪重心だけでも良いので①でキーポーズ
上記①②③は細かく見ていくと数Fずれていることが多いです。
細かなズレは後工程でキーを追加したりずらしていけば良いので、ある程度ざっくりでとっていきましょう。
キーポーズ多すぎ注意
①②③をすべて拾っていくとキーポーズが多すぎることがあります。
基本は①②を優先して、ポーズ間が3F以上空いた場合だけ作る、みたいな感覚でやって最初から増えすぎないように気をつけておくと最小限のキーポーズで作れます。
①②③をすべて拾っていくとキーポーズが多すぎることがあります。
基本は①②を優先して、ポーズ間が3F以上空いた場合だけ作る、みたいな感覚でやって最初から増えすぎないように気をつけておくと最小限のキーポーズで作れます。
キーポーズの選び方まとめ
- 重心・足・上半身の順に軌道を見る
- とくに重心・足の軌道が重要
- キーポーズの増やしすぎに注意
応用すると攻撃モーションのキーポーズとして考えることもできます。