CG作品をグルっと回りながら見せる映像「ターンテーブル」の作り方についてまとめました。
リグご提供:Christoph (The Stoff) Schoch氏
Mayaを使った解説ですがCGソフト全般でできます。
ターンテーブルの作り方
被写体であるキャラを回転させる方法と、キャラ以外を回転させる方法があります。
キャラを回転させる
簡単なのは、背景やカメラ・ライトは固定でキャラだけ回転させる方法です。
リグのルートノードをループになるように回転させます。
キャラ以外を回転させる
ルートノードの回転が使えない場合は、キャラ以外を回転させることもできます。
- 原点にロケータを作成
- キャラをとらえたカメラを作成
- カメラをロケータの子に親子付け
- ロケータを回転アニメーションさせる
- ロケータは空のオブジェクトを指しています。3dsMaxならヘルパーなど
- 背景やライトがある場合はカメラと同じようにロケータに親子付けします
Maya標準ターンテーブル
Mayaの場合は標準機能でターンテーブルが作成できます。
メニュー[アニメーション]:視覚化>ターンテーブルを作成
- フレーム数:カメラが一周するフレーム数
- 方向:カメラが回転する方向
被写体を選択してから実行することで、グルっと一周するturnTableCameraを作成できます。