インストール後の環境設定についてまとめています。
[3dsMax 2018]
制作前に確認しておく環境設定
単位設定
メニュー[カスタマイズ]-[システム単位設定]
初期設定:インチ
3dsMaxの特殊な仕様として単位の初期設定が「インチ」であることが挙げられます。
アニメやゲームの仕事ではセンチメートルで制作することが多いので、仕様に合わせて変更する必要があります。
システム単位設定>システム単位スケール を任意の単位に変更する
プロジェクト設定
作ったデータをどこにまとめておくか。
初期設定だとドキュメント>3dsMaxになってますが
プロジェクトごとに保存場所を分けておいた方が後々の管理をするときに便利です。
アニメーション設定
特にアニメーションに関わる設定項目についてまとめてみました。
どれも[時間設定]から変更できます。
フレームレート
初期設定:NTSC
NTSC=30fpsということです。
Film=24fpsになります。
アニメなら24fpsなのでFilmの方にチェックを入れます。
開始フレーム
初期設定:0F
アニメーションの開始F数をいくつにするか。
タイトルによって0か1か確認します。
アニメなら1F開始が一般的だと思います。
作画のタイミングを指定したもので1コマ開始になっているので
CGも数字を合わせるために1F開始で制作すると都合が良いです。
再生スピード
初期設定:リアルタイム
基本はこのままでOKです。
シミュレーション結果を一コマずつ見たいとか、意図があるときだけ外します。
アクティブビューで再生
初期設定:オン
チェックを外すと4面すべてのビューで再生されるようになります。
パースと正面で同時に確認できたり便利ですが、表示の処理は重くなるので注意です。
その他お好み設定
その他、個人的にいつも設定しているおすすめ項目をまとめました。
自動保存
メニュー[カスタマイズ]-[基本設定]-[ファイル]
初期設定:オン
定期的に作業中のシーンを別名保存しておいてくれます。
エラーで落ちても慌てずにバックアップを探しにいきましょう。
バックアップファイルの保存先
【初期設定】
C:\Users\ユーザー名\Documents\3dsmax\project\autoback
【プロジェクト設定をしてる場合】
プロジェクト設定先\autoback
初期設定では以下のように、5分おき・計3つのファイルを順に上書きしていきます。
05分後:自動保存01.maxに上書き
10分後:自動保存02.maxに上書き
15分後:自動保存03.maxに上書き
20分後:自動保存01.maxに上書き
…繰り返し
何分おきにするか、計何ファイルにするかも設定できるのでお好みで。
選択ハイライト
[ビューポート]>[選択プレビューのハイライト]
選択する前にオブジェクトをハイライトしてくれる機能。
3dsMaxは選択時にカーソルの見た目が変わってくれるので、ハイライト表示されるとうっとうしく感じます。