3dsMaxでは親子関係のことをリンクと呼びます。
今回はリンクの作成手順について解説です。
リンクの作成
手順は以下の二通りあります。どちらでも同じです。
- メインツールバー>選択してリンク
子を選択してポインタが変わったら親へドラッグして離す。
- シーンエクスプローラ
子を選択して親へドラッグして離す。
シーンエクスプローラで階層構造になっていれば成功です。
ポイントヘルパーを使う
階層を利用したアニメーションにはポイントヘルパーがよく使われます。
ポイントは実体を持たない空っぽのオブジェクトです。
作成パネル > ヘルパー > ポイント
ビュー上をクリックすると作成できます。
見た目を変えられますが空っぽオブジェクトなのは同じです。
Bipedの全体Rootとして使える
Bipedは一般的なリグのように足元にRootがないので、全体を移動回転できません。
ポイントをBipedの親にすることで全体制御用のRootになります。
その場走りのBipedをポイントで移動して走らせた例。
足の接地がずれやすいので細かい調整はできません。
単にまっすぐ走るシーンや、足元が見えてないレイアウトなら利用範囲が広いです。
※必ずBipedの重心をポイントの子にします。
Pelvisなど階層途中の骨をリンクするとBipedが壊れるので注意。
参考リンク
オブジェクトのリンクとリンク解除
Autodesk公式リファレンスはこちら。